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寂しい話

雨が降っている。

雨って、寂しくなるよね。音といいコンクリートの濡れた独特の匂いといい、全てが寂しさと虚無感を連れてくる。ついでに気圧の変化で頭痛やら吐き気やらの体調不良も連れてきて厄介だなあと思う。あと湿気で髪が爆発するのも厄介。

農作物や自然にとっては有難い雨で、雨が降らないとわたし達も困るのは分かっているけれど、雨は嫌いだ。

たまにいるよね、「わたし雨って好き」とか言っちゃう人。きっとその人は気圧の変化に強くて、髪もサラサラ癖なんて知らずで、満たされている人なんだと勝手に思う。自分と比べて、落ち込む。これも雨のせいだ。そういうことにさせてくれ。

 

 

寂しさが満たされないのだ。何をしても、誰といても、寂しさが埋まることがない。寂しい、寂しい、さみしい。誰かに縋りたくもなるが、そんな人はいない。わたしはこの寂しさをひとりで飲み込んで消化していくしかないんだ。わたしの人生みたいだな、一人でなんとかしなきゃいけなくて、頼ることが出来なくて、苦手で、ひとりぼっち。

さみしい。

 

 

おやすみプンプン」という漫画がある。わたしはこの作者浅野いにおさんが大好きで、勿論プンプンが好きで他にもソラニンやうみべの女の子も全部大好きだが、今回はプンプンに焦点を当ててみようと思う。

プンプン、良いよね。何か人間の見たくない部分とか目を逸らしている部分をドーンと全面に出してぶつけてくる感じ。台詞の一つ一つがそんな感じある。あと愛子ちゃんが可愛くて、何だかんだでプンプンと愛子ちゃんの青春純愛物語なんだなって。回り道をいっぱいしてもその回り道でさえ全部必要なものだったんだって思った。

そしてこのおやすみプンプンに寂しさに関する台詞があって、

 

「…きっと、あたしがあたしである以上、この寂しさが埋まることはないのよね。」

 

これはプンプンのお母さんの台詞。自分が自分である以上、寂しさは埋まらない。

絶望だ。絶望しかない。

わたしがわたしじゃない誰かにならない限り、この寂しさも虚無感も埋まらないだなんて、生まれながら地獄に居るみたいな感覚に陥る。いや、今までもずっと人生は地獄のような感覚だったが何せわたしは地獄を知らない。

地獄、案外居心地がよかったらどうしよう、そんなんだったら今すぐにでも地獄に行ってしまう。地獄って、閻魔大王だとか◯◯地獄だとかあるけれど、実際行った人誰も居ないよね。これ宗教否定にならないかなあ、大丈夫かなあ。憶測で描かれたものを怖がって人生に縋っているなんて、やっぱりさみしい。皆んなさみしい人生送っていますね。

 

何はともあれ、寂しさを埋めるためには自分じゃ駄目なんだと。このmgという人間では寂しさは埋まらないと。確かに今までのことを考えても恋人が居ても寂しかったし、楽しいことがあった後なんてとてつもない虚無感に襲われたし、人生さみしいで構成されていた気がする。さみしいがわたしの人生なんて、なんてさみしいんだろう。

そろそろさみしいがゲシュタルト崩壊しそう。

 

さみしい。

 

さみしい。

 

さみしい。

 

本当は親に一番に愛されたかったんだ。

わたしは三姉妹の真ん中。上と下とは二歳違い。長女は一番はじめの子どもとあって、愛される。末っ子は何だかんだで可愛がられる。

じゃあ真ん中は?

特に取り柄もなくて、悪いところをかき集めた物体みたいになっちゃって、しかもわたしが生まれて二年もしたら次の子が生まれるから全然構ってなんて貰えなくて。

さみしかった。さみしかったよ。

なんで二番目なんかに生まれてきたんだ、わたしなんて生まれてこなきゃよかったんだって何度思ったことか。姉妹が悪いんじゃない、わたしが悪いんだ。こう思わないと、唯一本音を話せる家族、色々あるけど結局大切だと思ってしまうかぞく、崩れる。壊れる。

わたしが悪くなれば万事解決。さみしさを抱えて、わらって、生きていくしかない。二番目の運命なんだよって、誰かに言われそう。こわいな。

 

 

世の中には所謂メンヘラが沢山いて、病み垢と繋がりたいみたいなタグを見れば自撮りにリストカットに血にポエム画像に、自己顕示欲爆発である。おとなになって、恥ずかしくならなきゃいいけど。メンヘラが黒歴史とか言っちゃわなきゃいいけど。

メンヘラって別にキャラじゃないからね。

bioに病名並べて満足しちゃうような子は勝手にネット恋愛でもして勝手に幸せになってくれればいいと思うよ。

そんな人達が渦巻く界隈、その中の数人を見てみたことがあるけれど、「親ウザい」「心配なんていらない」なんて軽率に言っちゃうんだね。びっくりした、親を簡単に毒親なんて言えるんだ。いいじゃんウザいの。いいじゃん心配されるの。だってそれ愛情だもん。お前愛されてるもん。心配がウザいかもしれないけれど、心配されるだけいいじゃん。

責任転嫁も甚だしい、お前のそれはメンヘラじゃなくてただの厨二病で反抗期だよって言いたい。言わないけど。

きっとこの人達はさみしいを埋めるのもかんたんで、メンヘラ卒業します!なんていつか言っちゃったりするんだ。メンヘラに卒業なんてねえよ。卒業できるようなメンヘラだったらさっさと卒業してくれ、こっちは遊びやキャラ付けのためにメンヘラになった訳じゃないんだよ。卒業できるものならわたしだってしたいよ。

 

 

 

 

皆んな皆んなさみしいんだって思ったけど、世の中そんなにやさしくなかったみたい。